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2025.07.07 - 
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2013/06/23 BABYMETAL「メギツネ」発売記念フリーライブ@DiverCity Tokyo Plaza

2013.06.26 - ライブ
2013年上半期最高の1枚「メギツネ」のインストアイベント

お昼頃にお台場到着後、購入券を予約

購入開始までかなり時間があったのでベビメタと同じ会場で先に行われていた@JAMの無銭イベントを鑑賞。

乙女新党とかいろいろ。


その後喫煙所で3時間ぐらい時間をつぶしてw、ようやく購入時間。

今回は通常盤と初回限定3タイプの4枚にツ盤とネ盤を加えた6枚を購入。

購入1枚に付きポスター1枚プレゼントでランダムでサイン入りが封入ということで、もらったポスターを開封。

すると、

すると、

お、

お、

おおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああああああああお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サイン入りじゃねえええか!!!!!


握手会とかがないためなかなか手に入れられない彼女たちのサインがこんなに思いがけない形で手に入るとは!!!!


八王子から2時間かけて来た甲斐あったぜ、お台場さん!!!


ちなみに1発目の開封がこれだったので、帰宅後も期待しながら残り5枚開封してみたんですが、当然のことながら通常のポスターでしたw


さて、肝心のライブですが、予想以上の人ごみ。

さすがに各ニュースサイトでの3000人が集結!は盛り過ぎな気もしますがw

人が少なければモッシュッシュを避けて後ろで観ようかなと考えていたのですが、仕方なく突入。

しばらくライブに行っていなかった状態でおしくらまんじゅうはどうかなーとか思ったけど、パワーヴァイオレンス系、スラッシュ系のライブで鍛え上げてきたこの身体に死角はありませんでした(笑)


あ、ちなみにセトリは

SE. JUDAS PRIESTメドレー
M1. Catch me if you can
M2. メギツネ
M3. イジメ、ダメ、ゼッタイ

でした。


Catch me if you canのパンテラあるいはMachine Head的な90年代アメリカングルーヴメタルリフ(元ネタはマッドなんですけど)が流れた瞬間に圧縮+モッシュッシュ開始。

ステージが意外に低かったせいか、お立ち台の上でジャンプするYUIMETALの姿しか見えませんでしたが、楽曲そのものが強力だったのですでにピットのテンションは最高潮。

続いて、メギツネのイントロが流れ出した瞬間には客席から畏敬にも満ちた歓声が。

Aメロでのお祭り的な雰囲気から一転して強烈な扇動力を持ったSU-METALの声を伴ったサビでは我々凡人はただただキツネを振りかざすことしか選択の余地がありませんでした。

この2曲ですでに高揚感に満ち溢れていたのに、最後にイジメでのダメ!ダメ!ジャンプで客席との一体感を共有させてくれるあたり、3曲でも心を掴む術を心得ているなーという感じ。

最後のYUIMETALの煽りも素敵で悪魔の様な天使とはまさに彼女の事だな、とか思いながら煽りに応えている自分。

気が付いたら2、3列目くらいまで移動していてライブのニュース記事に不鮮明ながら写りこんでしまいましたがw、期待を上回る満足度を得て帰宅。

最高だったーーー


以上。

BABYMETAL - メギツネ[通常盤]



BABYMETAL - メギツネ[キ盤]



BABYMETAL - メギツネ[ツ盤]



BABYMETAL - メギツネ[ネ盤]

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2013/06/16 OZ The Last Cry@渋谷O-WEST

2013.06.18 - ライブ
しばらくV系バンドのレポ書いてなかったけど、思い入れのあるバンドのラストライブということで...


初めて-OZ-を観たのは2007年の5月くらいに観た池袋Cyberだったかな。
当時はLuLuが好きだったから行ったライブで、-OZ-の事はあんまり記憶にないw

次に-OZ-を観ようと思うキッカケになったのは、それからしばらく経って後輩に薦められたから、だったような...。
DETOXのPVを観るように言われて、チェックしてみたら凄いの何の!
その2年前に既にライブを観ていたはずなのに、そんなこと忘れていた自分を恥じたねw

それからは対盤イベではどのバンドも真剣に聴くようになったし(←当たり前だろw)、CDジャケットだったりフライヤーだったり少しでも琴線に触れる部分があれば調べるようになったなー。
(たぶん、それまでスラッシュとかグラインドコア中心に音楽を聴いていた自分がV系中心に聴き漁るようになったキッカケをくれた存在なのかも。)

それから、2009年のO-WESTでの主催で実質初めて(笑)彼らのライブを観て確信を持って好きなバンドと言えるようになった。
正直なところ『VERSUS』が素晴らしすぎてそれ以降の音源はがっつりとハマらなかったんだけど、ライブのカッコよさ、安定感は相変わらずでそれなりに通った。



そんな日に終わりが来てしまう。



いつもは上手行くんだけど、最後はバランスよく観ようと思ってw適当に10列目くらいのドセン。
いつもより多めの男になんとなく安心を覚えるwww

ライブが始まるまで流れていたEvanescenceを聴いていても、暗転しても、メンバーが登場しても、ライター点けても、いつも通り過ぎて自分の頭の中には「ラスト」という文字列は存在していなかった。
でも、Mistyのハイハットが鳴った瞬間、これから来る喪失感を予感してしまった。
見た目は変わってしまったけど流れているバンドの音はあまりにも慣れ親しんだ「あの」音のままで、それがまた余計に辛くなる、っていうw
そしてNatsukiさんのいつも以上に気合いの入った煽りを浴びて早くも涙腺崩壊モード(←徳光www)

本編は感傷に浸る暇なんてないぜと言わんばかりの構成。

ただ、Athenaなんかは「初めて」O-WESTで観た時を思い出してしまったよねw


本編後半のZenith、FETTERSなんかも嬉しかったな。

そんな感じでアンコール突入。

アンコール1曲目のRain Delayは、、、まあ、うん、あれだよ、、、アコースティックだった!!!
それよりも(!)次のto CONTINUEが良い曲だこと。
あとの3曲も含めアンコール一発目は後期の曲連発。

もちろんアンコール2発目は起こるわけで、ここからが本領発揮という感じだったかな。
Natsukiさんが上裸になったり、Akiさん、Naoさんとダイブキメたり、全てをぶつける勢いで煽りまくったり。
きっとNatsukiさんも人生最後のライブって覚悟でやってるのかなー、なんて考えてみたりすると激しいのに泣けてきちゃって。

そしてButterflyの言葉。
いつも男ながら泣けて惚れる口上なんだけど(←気持ち悪ぃよ)、この日はヤバかった。


「ずっと永遠だって信じていた。でも永遠がないってことも分かっていた。今日で終わらない夢は終わるけど、お前らOZの事を忘れないでいてくれるか?そうしたら俺達は永遠になれる...」(確かこんな感じ)


これはね、泣かない方が頭狂ってるよ、っていうくらいラストライブに相応しい言葉で胸が熱くなるどころの騒ぎではなかった。

でも、まだ終わりじゃない事ははっきりと分かっていた。
俺が本格的にOZにハマるキッカケを与えてくれた、そして音楽人生を変えてくれたと言っても過言ではないあの曲をやっていないことが頭の中にずっとこびりついていたから。


3回目のアンコール。


Butterflyで終わりっていうこともあり得たから不安だったけど、5人はしっかりと戻ってきてくれた。


DETOX


このV系史に燦然と輝く名曲を演奏するために戻ってきてくれた!

「ダメだダメだ!これ終わったら全部終わるー!」

そんな考えを吹き飛ばすようにヘドバンに打ち込んだ。

全てが終わって記念撮影だったりいろいろとあったけど、最後の最後でAkiさんとNatsukiさんが泣いていたのが今でも脳裏に焼き付いてる。

ライブ中とは180度違うその姿を観た瞬間、OZは完全に幕を閉じたんだな、と実感した。
4回目を期待するアンコールは止まなかったけど、個人的にはもう充足感に満ち溢れていた。
これ以上は聴きたくない、と言ったら変かもしれないけどそれが本音だった。



池袋CyberO-WESTで始まりO-WESTで終わった自分の中でのOZ。



その生きているOZを頭の中で思い出すことが出来る幸運に感謝したい。



またどこかで5人に出会えないかなと願いながら、5人の残してくれた音をこれからも大切に聴き続けていこうと思う。




セトリ
-Opening SE-(eve.) 
1.Misty 
2.Succubus 
3.VENOM 
4.Blot 
-MC-
5.STIGMA 
6.PLANT 
7.ATHENA 
8.Instrumental.1 
9.Ecdysis 
10.Colors 
11.Epilogue(SE) 
12.CLOVER 
13.FILMY 
14.Sky high 
15.DrSolo.1 
16.DrSolo.2 
17.Instrumental.2 
18.OZ Medley 
19.Nerve[less] 
20.Shangrila 
-MC-
21.Zenith 
22.Dolls 
23.FETTERS 
24.Enmity 
25.Reverse
en1 
26.Rain Delay(Acoustic ver) 
27.to CONTINUE 
28.LEAD 
29.Seventh Tier 
30.Force
en2 
-MC-
31.Pressed flower 
32.BLAZE 
33.Holy[CRAP BGM] 
34.CRY the crime 
-MC-
35.Butterfly
en3 
-MC-
36.DETOX


OZ - VERSUS

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2013/05/29 エルセーヌpresents TOKYO IDOL SHOWCASE@SHIBUYA-AX

2013.05.30 - ライブ
またしばらくブログ放置でどこまでレポしたか覚えていないのでヲタ活再開後(就活でヲタ活していない間もV系のライブとかサイン会には行ってたけどw)のこれをレポ。

SHIBUYA-AXで行われたIDOL SHOWCASE

LinQとでんぱが出るし、ずっと観てみたかったドリ5とベリも出るという事で参戦。

出演順は

美脚時代→さんみゅ~→でんぱ組.inc→アリスインアリス→Dream5→LinQ→〓しましまSPANK〓→でんぱ→Berryz工房

でした。

それぞれ一言。

美脚時代
 ・グループ名の通り脚長くて綺麗な人ばかり
 ・曲もブラコンで無難と言えばそれまでだけど手堅い印象を受けました

さんみゅ~
 ・アイドル全開のライブパフォーマンス
 ・最後に新曲で披露した夏祭りのカバーはベタすぎる選曲とは裏腹に現代のアイドルミュージックスタイルを踏襲した素敵なアレンジで客席を盛り上げていました

でんぱ
 ・ここでは挨拶程度に、というか近くの別会場でリリイベを行っていた関係で(たぶん)、2回に分けて登場
 ・前半は
   M1. 先生!次はバトルの時間です。
M2. でんでんぱっしょん
  の2曲
 ・やっぱり、でんでんぱっしょんのカオスなまでの破壊力は最強
 ・もが様も相変わらずお美しく、えいたそさんが輝いていました

アリスインアリス
 ・開演前の物販から客に声かけしまくっていたけど、この数日後に第一期メンバー卒業だとか。
 ・戦国降臨ガールズ等でおなじみの演劇カンパニー「アリスインプロジェクト」派生のアイドルグループということだけあって曲中でもお芝居パートが登場
 ・上記演劇パートが若干冗長な気もしたけど(決して演技が下手ということではなく)、曲は良質だし可愛い子多いし卒業が惜しいくらい
 
Dream5
 ・セトリは
   M1. EZ DO DANCE 
   M2. COME ON! 
   M3. READY GO!! 
   M4. ドレミファソライロ
   M5. 僕らのナツ!!
 ・この日唯一の男性アイドル洸くんの人気の高さ(笑)
 ・曲、ダンス共に群を抜いてレベルが高い
 ・観られて良かったー!
 ・ことりちゃん!!!!

LinQ
 ・セトリは
   M1. チャイムが終われば
   M2. カロリーなんて
   M3. Lie.
   M4. 全力Everyday
   M5. 祭りの夜~君を好きになった日~
 ・やはりLinQ動員が多いようで一気にフリコピが増えたような
 ・ほぼ予想通りのセトリだったけどLinQの魅力が十分伝わる内容でした
 ・直後の物販ではくるみさんとチェキ+全体握手

しまぱん
 ・のっけからバスドラの効いたメタリックな曲で心掴まれました
 ・新メンバーの人、見た事あるなー、と思ったらAKBPOIDのとも~み役(?)の方でした
 ・LinQの物販と被ってしまい若干の不運も
 ・かくいう自分も粘ったけど3曲目ぐらいで泣く泣く物販へ...(笑

でんぱ
 ・LinQ物販と引き換えに全曲観れず。。。
 ・モニターで観てたけど、ORANGE RIUMやってたみたいで、うわあああああああ

べり
 ・ようやく物販から復帰
 ・生で雅ちゃんが拝めるだけで生きてて良かった!!!
 ・セトリは
   M1.アジアン セレブレイション
   M2.付き合ってるのに片思い
   M3.ゴールデン チャイナタウン
   M4.サヨナラ ウソつきの私
   M5.本気ボンバー!!
   M6.ライバル
 ・当然のことながらももちコール多めだったけど、個人的には雅ちゃんと熊井ちゃんの美人オーラにやられました
 ・それにしても須藤さん育ち過ぎ。。。(笑)

終演後はサイン入りカラーボールということで客全員推しグループの前へ民族大移動
かすったけど取れず。。。

こんな感じで楽しかったです

またレポサボると思いますが、、

以上

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2012年に聴いたアルバム厳選集(?)その4

2013.01.22 - 音楽全般
いよいよラスト14枚です!

46. 
United『Scars of Wasted Years』

  現在のラインナップで過去の名曲をリメイクしたアルバム。
  こうしたリメイク盤は過去の伝説との比較なんてせずに、新曲のつもりで臨んだ方が一番の楽曲の魅力を味わえると思いますが、中には過去と比較しても引けを取らない完成度に仕上がる場合もあります。
  このアルバムはその最たる例ではないでしょうか。
  音質の向上、Kenshinさんのヴォーカルによってよりリフの輪郭やアグレッションがダイレクトに伝わってくるようになったので、オリジナル曲の新たな魅力にも気付くことが出来るはずです。
  ライブで生まれ変わった過去の名曲たちがこうしてスタジオ音源で手に入るのは有り難いです。

United - Scars of the Wasted Years



47. 
Uzumaki『Glossolalia』

  確認されるだけで16のバンド・プロジェクトに在籍しているJjarnd Msdiun単独によるジャズ/デスメタルプロジェクト。
  日本の有名なミクスチャーバンドとは異なります。
  彼の別ソロプロジェクトIshimuraとバンドロゴがほとんど同じだったりどれくらい本気でやっているのかは分からないですが、音楽性も即興で仕上げたような曲ばかり(笑)
  だからこそ、ここでしか味わえないような狂気が詰まっているとも言えます。
  色々な意味で拷問の様な44分を体験できますよ(笑)


48. Vindicator『United We Fall』
  前作『The Antique Witcheries』が好評だったアメリカンスラッシャーの通産3枚目のフルアルバム。
  まずはジャケのイモさに驚かされますが、中身はいたって高品質。
  近年のリヴァイバル系の中でも曲作りの上手さが際立っていて、決してスピード一辺倒ではないところも自身の表れでしょう。
  リフ以外でも魅せる部分が多く彼らの中でも特別な一枚になりそうです。

Vindicator - United We Fall



49. 
Witchtrap『Vengence is My Name』

  コロンビアを代表するブラック/スラッシュメタルバンドが発表した3rdフル。
  初期チュートニックスラッシュを忠実に再現しながらも、ベテランなだけあって音質や構成は割とまともで安心して聴いていられます。
  その分、もろ刃の剣ながら大きな魅力になり得る若手特有のがむしゃらさや危なっかしさは無いので既聴感とともに中だるみも感じてしまうのが残念。

Witchtrap - Vengeance is My Name




50. 
アヲイ『バースデイ』

  意外にも1stとなるアヲイのフルレンス。
  1曲目の「連鎖」からオトギさんのヴォーカル能力が遺憾なく発揮されて、以降も果てしない絶望の中にも一筋の光明が差し込むアヲイ流のロックが展開されていきます。
  蜉蝣の影響が色濃くのぞく「バタフライ」や個性的なボーナストラックの「unhappy birthday to me」などいつも以上に多彩な曲目が揃っています。

アヲイ - バースデイ




51. 
Paradeis『DREAM』

  このアルバムをもって解散を発表したParadeisの最高傑作。
  「メンバー5人の中で最高にカッコいいアルバムができた」からというカッコ良すぎる解散理由が納得できてしまうくらいのカッコいい内容です。
  「Show one's colors」からお遊戯ゎが魔々団時代から遥かにアップグレードした姿を披露し、その緊迫感溢れる音は最後まで続きます。
  解散を聞いた時は泣いてしまうぐらい悲しかったですが、メンバーがそれほどまでに自身を持って送り出してくれたアルバムなんだと思ううちに、悲しみは感謝の気持ちに変わっていきました。
  Paradeisの皆様、こんな素敵なプレゼントをありがとうございました。

Paradeis - DREAM



52. 
MUCC『シャングリラ』

  MUCC渾身のフルアルバム。
  ここ最近デジタル路線に進みとても高いクオリティの曲を連発していただけに、このアルバムでも前作『カルマ』を推し進めた内容になるだろうと予想していました。
  しかし、シャングリラ試聴会でMUCCの4人から1曲目の「Mr. Liar」を紹介された時、全ての予想が覆されました。
  サウンド的な凶暴性だけに言及すればムック史上最も激しいこの曲から始まるアルバムは、その後も「ロック」色濃い楽曲を中心に駆け巡っていきます。
  そして神々しさすら感じさせる「シャングリラ」で締められる55分間はこれ以上ないくらいの濃密さで通過します。
  SATOちさんの作曲が少なかったのは残念ですが、それはまた次作の楽しみに取っておきましょう。

MUCC - シャングリラ




53. 
己龍『朱花艶閃』

  一気に知名度を上げた『夢幻鳳影』からおよそ1年で発売されたフルアルバム。
  LINKIN PARKの「ONE STEP CLOSER」の和風アレンジとも言うべき「獄門」に始まり、和の儚さを味わわせてくれた前作とは一転、和の恐怖を纏った13曲がこのアルバムを彩ります。
  和にアレンジしている部分以外はかなり王道なヘヴィロックの展開が聴けるので黒崎さんの声さえ馴染めばかなり幅広い層へアピール出来る内容かと思います。

己龍 - 朱花艶閃




54. 
12012『12012』

  近年のディルに触発されたバンド群の中でもトップレベルの完成度を誇るセルフタイトルアルバム。
  基本的には前作『SEVEN』の「瑠璃」以降で聴かせた進化系12012ロックですが、そこにグロウルやシャウトなど激しいヴォーカル、ダウンチューニングした弦楽器、スピードと重さを増したドラムを取り入れています。
  バンドロゴまでUROBOROSのロゴに近づけてしまったのはやり過ぎな気もしますが、元々作曲能力が高いバンドなので、この路線になってもしっかりと独自性をコントロール出来ています。
  会場限定盤の「CUNNING KILLER」の弱弱しいシャウトは謎ですが(笑)、今後も高品質のヘヴィロックを届けてくれそうです。

12012 - 12012



55. 
16『Deep Cuts from Dark Clouds』

  スラッジバンドのフルアルバム。
  今年のスラッジ界では安定のトップでした。(実は金欠でこれぐらいしか買えなかったってこともありますが(笑))

16 - Deep Cuts From Dark Clouds



56. 
9GOATS BLACK OUT『CALLING』

  ラストアルバムとなる1作。
  前作『TANATOS』(これも若干UROBOROSに触発されたのかも)で推し進めたブラックメタル的な攻撃性を今作は抑え全体的に希望に満ち溢れた1枚となった気がします。
  こうして名古屋系、暗黒系の衣鉢を継ぐバンドがまたひとつシーンを去っていくわけですが、彼らが残した素晴らしい楽曲の数々は今後何十年のシーンの変遷に耐え得る完成度でした。
  またいつか9GOATSの世界に再会したいですね。

9GOATS BLACK OUT - Calling



時間が無くて選別出来ず、結局こんなにリストアップしてしまいました。。。

来年もこれぐらい充実した1年にしたいです。

以上。

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2012年に聴いたアルバム厳選集(?)その3

2013.01.22 - 音楽全般
31. lynch.『Inferiority Complex』
  今年の個人的なトップ3に入る1枚。
  今までにないぐらいスピードにこだわった破壊力抜群の楽曲にlynch.ならではの切ないメロディが絡む様は初聴時に鳥肌が立つぐらいでした。
  そして明徳さんの成長が如実に表れたアルバムでもあります。
  ライブでもワンマンのチケットが即完売になってしまうほど人気になった彼らですが、飽くことなき向上心でさらなる高みを目指してることでしょう。

lynch. - INFERIORITY COMPLEX



32. 
Manierisme『Everyone Has Two Sides』

  日本産ブラックメタルバンドの2ndフル。
  若干音に厚みが増したみたいで大傑作『過去と悲哀』ほどの不気味さは感じられませんが、日本人らしい非スプラッター系ホラー音楽という印象は相変わらずです。
  リフの完成度なんかもよりMütiilationのような先人に近づいた気がします。
  この楽曲の完成度を持って、いずれ『人形の記憶』の様な大正ホラー的作品を再び作ってほしいです。


33. Martire『Brutal Legions of the Apocalypse』
  オーストラリアの大ベテランブラック/スラッシュバンドが遂に発売した1stフルレンス。
  ヤケクソ気味のヴォーカルにヤケクソ気味のギターソロ、手数の多いドラム、トレモロリフの裏を蠢くベース。
  全てが歴史を感じさせる安定感抜群の1枚です。


34. MEJIBRAY『Emotional[Karma]』
  2010年代V系のプロトタイプとなりそうな名盤。
  所々の歌詞の痛さは否めないですが、それを補って余りある魅力的な楽曲。
  アルバム各所に散りばめられたキラーチューンのバランスの良さ。
  13曲を飽きさせない才能は見事です。
  最新作『EMILY』の「新『Reila」』狙いました」感は大いに滑った気がするので(ちなみに、偶然だと思いますがサビメロがムックの「心色」のギターイントロにそっくり)、今後も実直に激しい楽曲を作り続けていってほしいです。

MEJIBRAY - Emotional[KARMA]



35. 
Napalm Death『Utilitarian』

  元祖グラインドコアバンド会心の1枚。
  過去の散漫になってしまった問題作達とは違い、ヴァラエティに富んだ内容でありながら、しっかりと筋の通った作品です。
  特にレイドバックしたAnaal Nathrakのようなメロディアスな楽曲はこのバンドの新たな魅力になりそうです。
  ジョン・ゾーンの相変わらずのヤバさも見事です。

Napalm Death - Utilitarian



36. 
Nekromantheon『Rise, Vulcan Spectre』

  今年は去年のPyoveliの衝撃があってバカ系スラッシュが琴線に触れる作品が少なかった分、こうした初期Slayer、初期Sepultura、ジャーマンタイプのスラッシュが豊作で助かりました。
  このNekromantheonの作品はそうした中でも群を抜いていて、来年になっても聴いていそうです。

Nekromantheon - Rise, Vulcan Spectre



37. 
Possessor『City Built with Skulls』

  上記で述べたバカスラッシュの数少ない佳作。
  とにかくスラッシュ馬鹿ですね。(適当)


38. 
Ram-Zet『Freaks in Wonderland』

  今年のアヴァンギャルド界を支えた1枚。
  『Escape』などの傑作群に比べて評価が高くないですが、個人的には過去最も気に入っている1枚です。
  ZetとSfinxによる高低、剛柔使い分ける変幻自在なヴォーカルの共演は「なるべくしてなった」という印象だし、曲そのものの質も物凄く高いと思います。
  もちろん、変態性も十分味わえるので、なぜ評価が割れるかが分かりませんが、他人の評価なんて音楽を楽しむにあたってはあまり考え込まないのが一番なので、気にしないでおきます(笑)

Ram-Zet - Freaks in Wonderland



39. 
Rush『Clockwork Angels』

  プログレメタル界を代表するバンドの久しぶりに飛び出した傑作。
  近作は名曲はあるものの、アルバム全体では力強さが足りない印象が続いていたので、「もうRushも終わりか」なんて考えていましたがバカでした...(笑)
  2112を指す時計が印象的な真っ赤なジャケは勿論、コンセプト、ヘヴィさ、楽曲のクオリティ、起承転結、全てが80年代の名作群に肩を並べるレベルです。
  未だに衰えることのない3人の想像力には驚かされるばかりです。

Rush - Clockwork Angels



40. 
R指定『日本沈没』

  ついに殻を破った感のあるフルアルバム。
  「波乱万丈、椿唄」や「毒盛る」などのキラーチューンに加えて佳曲が目白押し。
  頭とトリを飾る「日本沈没」「おはよう世界」もこのアルバムのレベルの底上げに一役買っています。

R指定 - 日本沈没




41. 
Scythe『Beware the Scythe』

  アメリカ産ブラック/スラッシュバンドのデビュー作。
  アメリカ産らしくカラッとしたサウンドで禍々しくもあっさりと聴けます。
  UsurperのRick Scytheのバンドだけあって安心して手に取ることのできる1枚と言えるんじゃないでしょうか。

Scythe - Beware the Scythe




42. 
SDN48『NEXT ENCORE』

  3月31日をもって解散したSDN48のベスト盤。
  新曲は1曲ですが、改めてSDNの楽曲の良さ、特に初期作品のマイナー調の楽曲群のカッコよさを感じることが出来ました。
  このアルバムを聴くたびに走馬灯のようにあの頃の記憶が脳裏を駆け巡ります(笑)

SDN48 - NEXT ENCORE



43. 
Stone Sour『House of Gold & Bones Part 1』

  SlipknoTのヴォーカルとギターによるバンドの4thアルバム。
  今作は二章にわたるコンセプトアルバムの前編。
  コンセプトアルバムには、肝心のコンセプト自体が複雑すぎて分かりづらいということが多々ありますが、今作のコリィ自らによるストーリーは謎の多い展開でありながら複雑になり過ぎず理解しやすい内容だと思います。
  さらに、音楽性でもへヴィネスさが増していることに加えて、メロディのマンネリ化も解決出来ているため過去3作と比べても密度の濃いアルバムになっています。
  コンセプトに基づいた結果とはいえ、STONE SOURがヘヴィな方向へ回帰したため、いよいよ現在のSlipknoTとの境が曖昧になりつつあります(笑)
  今後、両バンドの音楽性にどう折り合いをつけていくのか、という点も楽しみであります。

Stone Sour - House of Gold & Bones Part 1



44. 
Torche 『Harmonicraft』

  マイアミのスラッジメタルバンドによる3作目のフルアルバム。
  かなりハードコアな面を押し出した作品でメロコア並みのポジティヴパンクも聴ける。
  ただ、ギターの歪ませ方やドラムのテンションなど所々にストーナーロックを感じさせる点があるのは流石。

   Torche - Harmonicraft



45. 
Trapped Within Burning Machinery『The Putrid Stench of Decaying Self』

  Flood of DissonanceのZak Esparza率いるスラッジ/ドゥームバンドの1stフル。
  曲中に漂う絶望感、悲壮感はFlood of Dissonanceに通じるものがあり、軽い気持ちでは聴けないです。
  リフのカッコよさ、真空の様な静寂のパートなどHellhammerからの影響も強く感じさせるバンドです。
  ちなみにギターにRob TrujilloというMetallicaのベースと同姓同名の人物が在籍しています(笑)

To be continued...

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 プロフィール 
HN:
KJ
性別:
非公開
 合法幼女症候群 on タワレコ 
NO 合法幼女症候群 NO LIFE
『合法幼女症候群』エモとモエ(萌え)を融合させた新感覚のRinaとNatsumiによる"モエーショナル アイドル
 TOWER RECORDS